ちょい投げキス釣り初心者向け入門講座|アジングロッドなどのライトタックルで

ライトタックルのちょい投げ釣りは、本格的な投竿を使った釣りよりも手軽で、ファミリーフィッシングにもオススメです。今回はそんなライトタックルの釣りを楽しむために道具の選び方をご紹介します。

ライトタックルのキス釣りとは?

本格的な投げ竿での投げ釣りが、効率重視の数釣りだとしたら、ライトタックルの釣りはひたすら楽しさを追求する釣りだと言えます。

極細のPEラインと繊細な穂先でアタリを取ることで、キスという小型の魚でもスリリングなやり取りが楽しめます。

ちょい投げキス釣り 道具と仕掛けの選び方

道具や仕掛けを選ぶ上で重要なのは全体のバランスです。どんな竿にも必ず、丁度いいラインの号数や扱える錘の号数が決まっています。もし既に持っている竿を流用する場合はその竿に適合する錘やラインを選んでください。

竿を新しく購入する場合は3号〜8号くらいの錘を扱える竿を選ぶとより楽しめると思います。

ちょい投げキス釣り 竿・ロッドの選び方

竿を選ぶポイントは、長さと穂先の繊細さです。

投竿は4mほどのもの多いですが、ちょい投げ釣りの場合はその半分の長さがあれば十分です。逆に長いと取り廻しが大変になり、ライトタックルの良さが出ません。

エギングロッドやシーバスロッドを持っている方はそれを流用しても大丈夫です。錘負荷に気を付けていただければアジングロッドやメバリングロッドなどでもOK、ただし重い錘を投げて折らないように注意してください。

ダイワ ディースマーツ 783L-S

Dsmarts_803UL-S

引用:ダイワ

DAIWAからはDsmartsというちょい投げ専用のロッドが出ています。私も愛用していますが、キス釣りだけではなく様々な釣りに使える汎用性の高い竿です。

783L-Sは適合ラインが0.3-0.5号と極細のラインを使用します。これは投げ釣りに一般的に使われる0.6-1.0号ラインの半分の細さです。この細いPEラインでキスとの駆け引きを楽しむのがライトタックルのキス釣りの醍醐味です。

ダイワ(DAIWA)
¥56,243 (2020/09/30 18:12:16時点 Amazon調べ-詳細)

ダイワ(DAIWA) ディースマーツ 863M

ディースマーツシリーズの中で最も飛距離が出せるモデルです。前述した783L-Sはソリッドティップですが、こちらは反発力があり、より感度の高いチューブラーティップが採用されています。

ロングキャストをして広範囲に探れる、本気のちょい投げロッドです。

リールの選び方

リール選びで重要なのは下の三つです。

  1. 大きさ
  2. 巻ける糸の種類
  3. ギア比

この三つはリールの型番に記されていますので見方を覚えて最適なリールを選びましょう。

①リールの大きさ

投げ釣りのように大きなリールではなく、ダイワの2000番くらいが取り回しが良いです。すでに1500~2500番くらいのリールを持っている方はそちらで流用できます。

②巻ける糸の種類

リールに巻く道糸は主にナイロン糸とPEがあり、それぞれ専用のリール(スプール)があります。ナイロン用のリールにPEを巻くと、スプールの溝が余ってしまいますので、PE用の浅溝タイプのリールを選びましょう。ダイワの場合は浅溝タイプのリールは「2004」などと、末尾に巻けるPEの号数が記してあります。これは「2000番の大きさで、PEの0.4号を巻くのがが標準ですよ」という意味になります。

③ギア比

アジングやメバリングと比べて遠距離へのキャストを繰り返す釣りなので、1回の回転で多く糸を巻くことができるハイギアタイプのリールが良いです。ハイギアのリールは番号の後に「H」とつけられています。

つまりダイワですと、「2004H」という型番のリールがおすすめです。

ダイワ(Daiwa) 16 ディースマーツ 2003PE

ディースマーツのリールはマグシールドを搭載した高性能モデルです。美しい白いボディはロッドとの相性が良く、釣りの満足度がより上がります。

ダイワ(Daiwa) 16 クレスト 2004H

クレストは低価格ながらも「ハイギア」と「2000番PE用リール」を兼ね備えたハイコストパフォーマンスのリールです。2004Hというサイズはアジング・メバリングなどにも併用することができるので一つ持っておくと汎用性が高いでしょう。

道糸・メインラインの選び方

ラインと錘も基本的に竿の負荷にあわせて選んでください。

ちょい投げでもキス狙いの場合は、細いラインを使った方がキスの当たりや小気味良い引きを楽しめますので、メインラインはPE0.3~0.4号くらいが良いでしょう。

おすすめはラパラのラピノヴァPE0.4号です。

ライン選びは竿の錘負荷と使う錘に大きく左右されます。

ライトタックルは投げ釣りのように力糸を巻かないので、ルアー釣りと同じくキャスティングの時にラインに負荷がダイレクトにかかります。

0.4号だと安心して投げられる錘は5~8号くらいまでです。この組み合わせでも80mくらいは飛ぶと思いますが、より深場を攻めたい場合や、5号だと軽すぎる(竿の錘負荷に合わない)場合は重い錘を使うことになると思いますので、0.4号よりも太めのラインを使った方が良いでしょう。

リーダーの選び方

フロロカーボン製のショックリーダーを1ヒロくらい取りましょう。

リーダーは「道糸の4倍」の号数を選ぶとだいたい適合するものを選ぶことができます。(0.4号だと1.5〜1.75号くらい)ただしこちらもメーカーによって強度が違うので、最終的には実釣で試しながら選ぶようにしましょう。

仕掛けの選び方

天秤

キス釣りでオーソドックスな天秤仕掛けはライトタックルでも効果を発揮します。天秤は3号から8号くらいまでを揃えておきましょう。

基本的には3号を使い、流れが速いところや深場では重くしていきます。下記のディースマーツアームシンカーは遊動天秤なので幅広い使い方ができておススメです。

仕掛け

本家投げ釣りは、時には10本もの針がついた仕掛けを使用しますが、ライトタックルは1~2本針のほうが手返しが良く釣りやすいでしょう。

私はハリスにカン付きのキス針を1本付けたシンプルな仕掛けで釣ることが多いです。このとき一番上の針までのハリスの長さは40cm~50cmで良いと思います。使う針の号数は釣れるキスのサイズによりますが6号前後で良いでしょう。

市販の仕掛けを使用する場合は、通常の投げ釣り用仕掛けだと長すぎるので仕掛けの全長が~75cmくらいの、ちょい投げ用のものを選んでください。